地域連携福岡県警察本部・東警察署

平成30年度

[システムマネジメント学科]今年も福岡県警察本部による特別講義を実施-警察の交通事故統計-

今年で3年目を迎える福岡県警察本部交通企画課とシステムマネジメント学科とのリレーションシップ。これまで、学科でのPBLとして、学生達が交通企画課の協力を仰ぎつつ、VRを用いた交通訓練シミュレータの開発やそれを用いたデータ収集と分析など、大学での学びを活かしながら、福岡県警が進める交通事故防止への貢献を目的とした活動に取り組んでいます。そのような連携の一環として、今年も同学科1年生の必修科目「確率統計Ⅰ」の特別講義を、交通企画課課長補佐の妹尾警部を講師に迎え、10月1日(月)、E棟3階のR1講義室で実施しました。
100名近い学生が受講する中、妹尾警部による「警察の交通事故統計」と題した講義がスタート。交通事故防止のために警察が持つ膨大な交通情報をどのように分析し事故防止に向けた対策に繋げているのか、情報を分析、活用するうえで統計学の理論や考え方が如何に重要であるか、また交通事故の特徴から見える大学生の特性等、幅広い内容について、警察での具体例を挙げながらわかりやすく解説いただきました。
講義終了後、学生から「妹尾警部はどのような方法で統計学を学ばれたのですか?」という質問が寄せられると、妹尾警部からは、「私は専門書を読むなどして独学で勉強しました。皆さんは学生時代からこのような恵まれた環境の中で統計学を学ぶことができます。情報を活かすも殺すも分析次第です。是非真剣に統計学を学んでください。」と、熱いエールが送られました。

◇今年で2回目を迎えた福岡県警察本部交通企画課による「確率統計Ⅰ」の特別講義。1年生全員が受講対象です。

◇講師は交通企画課 課長補佐 妹尾警部です。
◇当日は講義に先立ちシステムマネジメント学科の藤岡先生より妹尾警部のプロフィールを紹介いただきました。
◇講義終了後、質問に立つ男子学生。最前列で熱心に講義に耳を傾けていました。

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

[システムマネジメント学科]PBL ふっけいコアセンターで「交通安全シミュレータ」を体験

高齢者事故防止を目的としたVRシミュレータの普及に向けてプロジェクトで取り組む具体的課題を確認!

3年目を迎えた福岡県警察本部交通企画課とシステムマネジメント学科とのコラボレーション。過去、就学前児童を対象とした通学時交通安全シミュレータの開発や、福岡県下で増加している高齢者の交通事故防止のための歩行シミュレータの開発に取り組んできました。今年度は、これまで以上に学科での学びを活用し、VRシミュレータの事故防止効果を定量的に分析するプロジェクトに3人の学生が取り組んでいます。
3人が取り組む課題は、緻密な実験の繰り返しによるデータ収集とその分析という非常にハードルが高いものですが、大学での学びを地域(福岡県警)でのサービスに換えて更なる深い学びへ、というシスマネPBLの目的に真っ向から挑む活動です。指導に当たるのは、同学科の藤岡教授と井口准教授。また福岡県警プロジェクト発足当初から学内でのVR開発に取り組んできた4年生もメンターとしてプロジェクト活動をサポートしてくれています。
今回は、9月14日、交通企画課の北嶋警部補の立ち合いの下、今年の4月にオープンしたふっけいコアセンター訪問時の様子をレポートします。

南区花畑にある「ふっけいコアセンター」には最新のVR技術を使った「歩行者シミュレータ」、「飲酒運転」、「自転車」、「事故予測訓練」など交通事故防止のための教育機器が配置されていて、誰でも無料で交通安全教育を受けることができます。これまでに本PBLで開発したシミュレータの効果を実証し、利用促進に貢献しようというのが今回のプロジェクトです。
(写真右下左から、3年生のプロジェクトメンバー、堀部 陸さん、山辺 涼太さん、永渕 捺さん、4年生メンターの植田 ちひろさん)

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

[システムマネジメント学科]PBL 3年生30名が4つのプロジェクトで課題解決に挑みます!

大学での学び」を「地域のサービス」に換えて、さらなる「深い学び」へ。

今年で2年目を迎えたシステムマネジメント学科3年生による課題決型学習。昨年までのパートナー、古賀市、新宮町、福岡県警察本部とは、引き続き地域課題の解決に向けた連携が始まっています。さらに今年度は、米国・セント・メアリー・カレッジ カリフォルニア校のMBA学生(大学院・経営学修士)と共に取り組む「グローバルPBL」にもチャレンジ。まさに今、学生達は「シスマネでの学び」を軸に、地域における課題解決を目指してそれぞれのプロジェクトが大学を飛び出し、主体的、能動的な学習に取り掛かろうとしています。指導にあたるのは同学科の5人(藤岡、田嶋、小林、井口、傳)の先生達。学生の学修を支援し、議論や取り組みを活性化する役割を担っています。

早くも連携自治体、行政機関、企業の方々から、地域や企業の課題解決に向けた取り組みに厚い期待が寄せられているシスマネPBL。大学・地域連携推進室では、今年も1年間に亘ってプロジェクトの様子を紹介していきます。今回は、古賀市PBLの活動の様子をレポートします。

5月9日(水)に実施した古賀市PBL「学生と企業担当者との第1回顔合わせ」の様子です。プロジェクト責任者の田嶋教授による講義に続き、企業担当者、古賀市担当者との意見交換をブースに分かれてグループ毎に行いました。
古賀市PBLで、学生達は8月に実施する「工場見学・体験室」のイベント企画、広報物の作成、当日の運営を担当することとなります。初回顔合わせには、昨年度のPBL経験者の4年生2名がメンターとして同席。初めての学生と顔馴染みの企業の方々との間に入って、円滑な意見交換をサポートしてくれました。今年度のシスマネPBLには、4つのプロジェクト全てに4年生のメンターが配置され、自らの経験をもとに、スムーズなプロジェクト運営に協力してくれることとなっています。

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

平成29年度

[システムマネジメント学科]PBL 福岡県警プロジェクトメンバーが最終成果報告会を実施

“高齢者の交通安全を目指したVRシミュレータの開発”
交通事故削減に向けて交通企画課と連携協力の継続を確認しました!

情報工学部システムマネジメント学科で取り組んだ3つのPBL(課題解決型学習)のうち、福岡県警察本部交通企画課とタッグを組んだプロジェクトチームが、3月22日に福岡県警本部を訪問し、今年度の最終成果報告を行いました。

この日訪問したのは、3年生の植田ちひろさん(一ツ葉高校出身;プロジェクトリーダー)、島崎早智さん(城南高校出身)、村田桃香さん(光陵高校出身)と指導教員の藤岡教授、井口准教授の5名。
高齢者の歩行をVRで仮想体験することで、自動車のドライバーに歩行中の高齢者への配慮を促し、交通事故抑止に繋げようというのが今回の目的。
メンバーは、実際に福岡県下で高齢者の交通事故件数の削減に取り組む交通企画課職員の方々にアドバイスやサポートをいただきながらVRシミュレータの開発に取り組みました。

▲(写真左から)藤岡教授、村田さん、井口准教授、植田さん、島崎さん、VR体験中の交通企画課の棧警部補

冒頭指導教員の藤岡教授から今年度の取り組みについて総括があり、学生への教育的効果に対して交通企画課の方々に謝辞が述べられるとともに、次年度に向けての課題について説明がありました。
続いて学生3人が今回のプロジェクトの目的、シミュレータのシステム、実証実験、結果と考察の順でプレゼンテーションを行い、実際に交通企画課の方々にシミュレータを体験してもらいました。
体験後、職員の方々からは、プロジェクトの動機、目的について高く評価を頂く一方、開発したシステムに関してより仮想空間をリアルに体験してもらうための改善点の指摘など、次年度に向けてのモチベーションアップに繋がるコメントが多数寄せられました。
システムマネジメント学科では、平成30年度も3年生を対象としたPBLでの連携を継続するだけでなく、1年生後期の「確率統計Ⅰ」でも交通企画課職員による特別講義を予定するなど、“統計・オペレーションズリサーチ”をキーワードとする福岡県警察本部との連携協力を推進してまいります。

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

[第7回サイエンス・インカレ]システムマネジメント学科PBLチームも発表!

2018年3月3日(土)・4日(日)、立教大学において、文部科学省が主催する「第7回サイエンス・インカレ研究発表会」が開催され、ファイナリストに選出されたシステムマネジメント学科PBL福岡県警プロジェクトチームがポスター発表を行いました。

高齢歩行者の交通安全を目指したVRシミュレータの開発
島崎早智さん(3年:城南高校出身)
村田桃香さん(3年:光陵高校出身)
植田ちひろさん(3年:一ツ葉高校出身)
情報工学部システムマネジメント学科3年の正課の講義である「システムマネジメントゼミナールⅡ」において取組んでいる課題解決型学習(PBL)の福岡県警プロジェクトチームが、1年を通して活動した成果を、立教大学池袋キャンパスで開催された第7回サイエンス・インカレにおいて発表しました。
FITポケットラボから選出されたファイナリストメンバーらとともに堂々と発表し(Vol1参照)、他の大学からのファイナリスト、審査員の教授らと熱く議論、交流してきました。様々な意見が頂けたことはもとより、同じ大学生の研究、その研究に対する情熱に触れ、他では得ることができない貴重な体験をしてきました。
メンバーはこれを機にプロジェクトから離れますが、この体験を基に、今後のプロジェクトメンバーの益々の活躍と、後輩に引き継がれる福岡県警プロジェクトのさらなる進展を期待します。

 

システムマネジメント学科のメンバーと
ポスター発表の様子
FITポケットラボメンバーと立教大学にて

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

[第7回サイエンス・インカレ]システムマネジメント学科PBL 福岡県警プロジェクトチームがファイナリストに!

文部科学省主催の「第7回サイエンス・インカレ」の書類審査を本年度も通過(6年連続)し、福岡工業大学はFITポケットラボの4チーム7人とともに、今回システムマネジメント学科の課題解決型学習PBLとして取り組んだ福岡県警プロジェクトチーム3名がファイナリストとして出場が決定しました。
来る3月3日(土)・4日(日)に立教大学で発表いたします。

*『サイエンス・インカレ』、全国の学部生等を対象として行われる、文部科学省主催の研究発表会です。
自由な発想に基づく自主研究を発表する場を設けることにより、その能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的としています。

高齢歩行者の交通安全を目指したVRシミュレータの開発島崎 早智さん(3年:城南高校出身)
村田 桃香さん(3年:光陵高校出身)
植田 ちひろさん(3年:一ツ葉高校出身)
情報工学部システムマネジメント学科では、「大学での学びを実践」と「地域貢献」を軸に課題解決型学習(PBL)に取組んでいます。その課題の1つとして、3年植田ちひろさん、島崎早智さん、村田桃香さんの3名が『高齢歩行者の交通安全を目指したVRシミュレータの開発』を行っています。この研究は、福岡県警本部交通企画課の協力のもと行われたものです。
VRと高齢者疑似体験教材を用いて「非高齢者に高齢者特有の身体機能を理解させ、高齢者への配慮を促すこと」「具体的な危険性を認識させ、運転者の注意力を向上させること」を目的としています。また、FITポケットラボ(ポケラボ)からの技術的な支援やポケラボのメンバー学生と切磋琢磨した結果、ポケラボからの4つのチームとともにサイエンスインカレファイナリストに選ばれました。(Vol.1参照)
▲福岡県警を訪問し意見交換
▲研究室にてVRシミュレータの開発中
▲高齢者疑似体験教材とVRを装着し歩行体験

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

[システムマネジメント学科]福岡県警察本部とコラボ
1年生の必修科目で特別講義実施

-警察の交通事故統計-
統計に基づく分析について社会での実用例を学びました

システムマネジメント学科では、PBLの一環として学生達が福岡県警察本部交通企画課の協力を仰ぎつつ、VRを用いた幼児向け登校訓練シミュレータや高齢者向け交通訓練シミュレータの開発に取り組んでいます。一方で、交通企画課からの統計分析手法に関する相談に対し、同学科の藤岡教授が統計学の知見を活かしたアドバイスを行うなど、福岡県警と福工大の双方にとって“Win-Win”となる連携関係の構築を目指しています。
この度、県警本部の交通企画課で5年に亘って交通事故の統計、分析を担当されている統計分析担当課長補佐の鈴木衆策警部をゲストスピーカーに招聘し、10月16日(月)、同学科1年生の必修科目「確率統計Ⅰ」の授業の中で特別講義を行っていただきました。
「警察の仕事」に始まった講義は、「交通事故統計とは」「交通事故統計に基づく分析、昔と今」「交通事故分析①GIS」「交通事故分析②多次元分析」「分析事例と対策」といったテーマに沿って、学生達がこれから学ぶ“統計と分析”が実社会においてどのように活用されているのかを、具体例を挙げながらわかりやすく解説いただきました。鈴木警部の気さくなお人柄も相まって、100名を超える受講者で埋め尽くされた講義室からは時折笑い声も聞こえるなど、難しいテーマに取り組みながらも終始和やかな雰囲気に包まれていました。

◆システムマネジメント学科では今回のようなゲストスピーカーによる特別講義を今後も実施していく予定です。

▲◆講師の鈴木衆策 統計分析担当課長補佐
◆講義の途中で講師から意見を求められるシーンも…
◆講義室は熱心に聴講する学生で溢れていました!

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

[システムマネジメント学科PBL]“VR交通訓練システム開発プロジェクト“~女子学生2名が福岡県警察本部を訪問 交通企画課のシミュレータを実体験~

システムマネジメント学科3年生でスタートした、地域との連携による3つの課題解決型学習(PBL)。今回は、福岡県警察本部交通企画課とタッグを組んだ『VR交通訓練システム開発プロジェクト』の取り組みについて紹介します。
女子学生3人によるプロジェクトのリーダー植田ちひろさんに、これまでの経緯、福岡県警察本部訪問の感想、今後の抱負などを聞いてみました。

これまでの経緯とプロジェクトテーマ
福岡県警プロジェクトでは、卒業された先輩方が卒業研究として取り組んでいた、“VRを用いた幼児用登下校訓練シミュレータの開発“を引き継ぎ、「交通弱者を対象とした交通安全シミュレータの開発」を行っています。今年の3月に先輩方と福岡県警を訪問した際に、実際に使用されている交通安全シミュレータがあると伺ったので、今回はメンバーの植田ちひろと村田桃香の2人で9月1日に再度福岡県警を訪問し、昨年からアドバイスをいただいている交通企画課職員の皆様の立ち合いのもと、交通安全シミュレータを見学、体験してきました。

▲福岡県警VRシミュレータで様々なシチュエーションでの歩行を体験

福岡県警交通企画課のシミュレータを見学して

シミュレータは想像していたよりとても大きく、持ち運びが大変そうだと思ったのが第一印象でした。実際に体験させてもらうと、映像を映しているスクリーンが大きく、自分が歩行の動作をすることによって道路を渡ることができるので没入感が高かったです。
また、天候や時間帯、シチュエーション、難易度を変更することができるので、様々な状況における歩行者の危険を理解することができました。さらに、プレイバック機能によって歩行者の視点だけではなく、ドライバーの視点と俯瞰視点からもシミュレーションを振り返ることができるため、自分の道路横断の癖や注意するべきことをその場で把握することができました。

▲交通企画職員との意見交換もスムーズに進みました。

これからのプロジェクトについて

福岡県警プロジェクトでは、指導教員の藤岡先生から“先輩方の研究してきた内容に囚われすぎている“という指摘を受けていました。現在、自分たちのオリジナリティあふれるシミュレータにするために、メンバーとアイディアを出し合って開発を進めている途中です。今回の訪問で、シミュレータ開発のアイディアをたくさん得ることができました。このアイディアを実現できるように、これからもメンバー全員で頑張っていきたいと思います。

システムマネジメント学科PBLではこの他にも2つのプロジェクトが活動中です!
◆新宮町立花小学校ICT教育プロジェクト(with 新宮町立花小学校)
◆古賀市「工場見学したいけんツアー」の企画運営と企業の課題解決に向けた取り組み(with 古賀市)

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

[システムマネジメント学科]藤岡研究室が再度福岡県警を訪問 PBL合同成果発表会の結果と研究協力への感謝を伝えました!

For all the moms!
“VRを用いた幼児用登下校訓練シミュレータの開発”

情報工学部システムマネジメント学科の藤岡研究室では、この春大学を卒業した倉谷依利香さんと中川愛華さんが卒業研究として取り組んだ“VRを用いた幼児用登下校訓練シミュレータの開発“で、九州工業大学で開催された「PBL合同成果発表会」にエントリー。新宮町をフィールドに、福岡県警察本部交通企画課からの情報提供やアドバイスを参考にしながら進めた研究成果を発表したところ、まさしく地域社会との連携に基づいた活動として見事”チームワーク賞”に輝きました。
これを受けて、卒業を目前に控えた4年生とその研究を引き継ぐ後輩の3人が、藤岡教授と一緒に再度交通企画課を訪問。この間の協力に対して心からの感謝の言葉を伝えるとともに、PBL合同大会で発表した最新の研究成果を披露する機会をいただきました。

福岡県警、新宮町との連携結果が〝チームワーク賞”に繋がりました!

今回のPBL合同大会で藤岡研究室の二人が発表したのは、就学前の小さな子供を持つ全てのお母さんのために、小学校の通学路の登下校の訓練シミュレータをVirtual Realityの技術を用いて開発しようとするものです。
開発にあたっては新宮町学校教育課の許可を得て、新宮町をフィールドとする仮想空間をリアルに再現し、仮想空間の中で登下校訓練を行う画面には、福岡県警交通企画課の助言により、交通事故多発地帯に近づくと注意を促すメッセージを表示するなど、チームワーク賞にふさわしい研究内容と言えるでしょう。
交通企画課職員の皆様からも、チームワーク賞の受賞を喜んでいただき、4年生の二人も達成感に満ちた表情で感謝の気持ちを伝えていました。

▲写真左から:今年から研究を引き継ぐ植田さん、卒業した倉谷さん、福岡県警マスコットふっけい君、卒業した中川さん、藤岡先生

交通企画課からは更なる提案もいただきました!

冒頭指導教員の藤岡教授から、今回交通企画課の皆様との意見交換をもとに学生達がシミュレータの改善を図るという、主体的学びの機会を提供いただいたことに対する謝辞が述べられました。
続いて4年生の最新の研究成果報告に続き、シミュレータ画面をスクリーンに投影して、交通企画課の皆様に最新のシミュレータを体験してもらいました。前回よりもさらに現実に近づいたシミュレータに高い評価をいただく一方、再び交通企画課職員と研究室メンバーによる意見交換がスタート。まず交通企画課長の大濱警視より、実際の街のモデリングにどれくらいの時間がかかったのか、街のリアリティを出すためにどのような工夫を行ったのか、といった質問が寄せられ、1年間の活動を振り返りながら4年生の倉谷さん、中川さんが回答。
続いて交通企画課の皆様より、①このシミュレータを県民対象の交通安全教育の講習会で使うことはできないだろうか、②ここでは幼児用となっているが高齢者をターゲットに歩行速度を変えて歩行者シミュレータとして活用できないだろうか、③画面の中にドライバーの死角となる歩行者にとって危険なゾーンを示してはどうか、④より広いエリアを再現する場合は、その土地の高低差も画面上に表示することは可能だろうかなど、シミュレータの活用に関するアイディア、アドバイスが次々と寄せられ、その間、今後二人の研究を引き継ぐこととなったシステムマネジメント学科の植田ちひろさんが、メモを走らせながら真剣に耳を傾ける姿が印象に残りました。

最後に藤岡教授から、これからも定期的に研究室の活動について報告させていただくとともに、実際に交通安全を指導される交通企画課の立場から研究成果に対する監修をいただけると有難いとの発言に対し、同席いただいた交通企画課長の大濱警視以下職員の皆様より、喜んで協力しましょう、との回答をいただきました。4年生にとって卒業目前の県警訪問は後輩へのバトンタッチと共に和やかな雰囲気の中で終了しました。

▲研究成果を報告する4年生(左端)
▲今回のプレゼン内容の一部
▲デモンストレーションの様子

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

平成28年度

For all the moms! “没入型仮想空間を用いた就学前幼児の登校訓練シミュレータの開発”システムマネジメント学科 藤岡研究室の女子学生2名が今度は福岡県警でプレゼン&デモ

情報工学部システムマネジメント学科では、サービス産業におけるイノベーションに、オペレーションズ・リサーチや統計学といった情報工学的アプローチで貢献する「サービスサイエンス」に着目。「サービス」、「地域連携」、「アクティブ・ラーニング」の3つをキーワードに学生のプロジェクト活動を積極的に推進しています。その一環として、11月8日(火)に藤岡研究室4年生の倉谷依利香さんと中川愛華さんが福岡県警本部交通企画課を訪問し、卒業研究で取り組んでいる”没入型仮想空間を用いた就学前幼児の登校訓練シミュレータの開発“についてプレゼンを行い、県警職員の方々にシミュレータのデモンストレーションを披露する機会をいただきました。
二人については8月8日付けのキャンパスメールでもご紹介しましたが、今回は福岡県警訪問に至った経緯と二人の研究に対する県警職員からの評価とアドバイスについてレポートします。(大学・地域連携推進室)

新宮町のフィールドワークから情報を求めて福岡県警へ

新宮町をモデルに就学前幼児の登校訓練シミュレータの開発に取り組む二人は、数回に亘って動画に取り込む新宮北小学校周辺の写真を撮影するフィールドワークを実施。併せて実際の交通事故に基づき、歩行者が交通事故多発地点に近づくと画面上に警告を映し出す機能に必要な交通関連データを探したところ、新宮中央駅前交番、粕屋警察署を経て福岡県警本部の交通企画課を訪ねるようアドバイスをもらいました。
二人がアポイントを取ったところ、交通企画課から情報提供だけでなく、活動内容についても話を聴いてくれる、との回答をいただきました。

▲左から中川愛華さん(佐世保北高校出身)、倉谷依利香さん(小倉南高校出身)、指導教員の藤岡教授

交通企画課からは惜しみない協力と温かいエールが

県警本部では緊張した二人を3名の交通企画課職員が出迎えてくれました。冒頭藤岡先生に簡単なイントロダクションを行っていただき、早速倉谷さんによる研究紹介のプレゼンがスタート。二人が開発中のシミュレータに県警の方も興味津々の様子。すると絶妙なタイミングで中川さんがシミュレータのデモ機に出席者を誘導。交通企画課の一人にシミュレータを体験してもらったところ、”これは凄い!上司にも体験してもらおう!”とのコメントが。最終的には交通企画職員6名に体験いただき、作成技術の関するテクニカルな質問、市民を対象とした具体的な利活用のアイディア等有益な意見交換を行うことができました。想像していた以上のリアクションをもらって、二人のモチベーションも一気に高まった感じです。

▲県警職員にもシミュレータを体験してもらいました
▲新宮町近辺の交通事故に関するレクチャー
▲研究開発に必要なより詳細なデータもいただきました

「情報工学×マネジメント力」で地域貢献へ

最後に交通企画課鈴木警部から、福岡市において小学校の統廃合が進められる中、新宮北小学校は本年唯一の新設校であり、一方で新規開拓地域のため過去の交通事故データの蓄積もないことから、今回の就学前児童を対象とした登校訓練シミュレータの開発は、児童にとっても保護者にとっても大変意義のあることで是非完成させてもらいたい、との評価をいただきました。これを受けて藤岡教授から、今回紹介させていただいた取り組みは、あくまでも学生による地域貢献を目的とした研究活動であるため、量産化とスピードを求められると対応できかねるが、少しでも地域社会の役に立てるように地道な努力を続けていきたいので長い目で見ながら協力をいただけると有難い、との返答があり、期待を上回る成果をもって訪問を終了しました。

ダウンロード

PDFでのダウンロード

 

資料請求